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2011年8月

2011年8月25日 (木)

◆迎えに来る人

このシリーズを書き、ふと思い出したので、たまには自分の学生時代の出来事を書いてみる。

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私の知人に、二人姉妹がいる。
私はお姉さんと知り合い。でも、妹もなついてくれて仲が良かった。

ある日、姉妹宅に行くと、二人とも凄い疲れた顔をしてる。
二人だけじゃない。お母さんまでが疲れきっていた。

妹さんは学校も休んでいるらしい。
眼の下にすごいクマがあり、ゲッソリしている。すごく病的な顔。
病気?いや違う。完全な寝不足状態。どう見ても普通じゃない。

 「どうしたの?」

お姉さんに聞くと、妹のところに誰かが迎えに来ているのだという。

妹が寝ると、夢に女の子(?)が出てくるらしい。
とても楽しそうにしていて 「こっちにおいで」 と呼ぶらしい。
楽しそうなので“行ってみようかな?”と考えていると、お母さんやお姉さんにビンタ貼られて叩き起こされる。

お姉さん曰く、その間は妹の呼吸が止まっているのだそうだ。

だから、妹を助けるため、連れて行かれない様にするため、叩き起こす。
これを1週間以上続けている。寝不足になるのも当然だ。

この“迎えに来る人”は、彼女の親類間では有名で、以前から誰かを迎えに来ているらしい。

 付いて行くと危ない。
 付いて行ってはいけない。
 夢の中で「絶対に行かない」と言いなさい。

そう親戚間で伝えられているのだという。

今 “迎えに来る人”は、妹さんのところに来ている。
そこで、お姉さんが妹を連れて行かれないよう、寝ずに見張っているのだと。

なんと言って良いのか判らぬまま、その時は帰路に付いた。

それから2日後、気になって姉妹宅に行ってみた。
お姉さんが出てきて、妹さんは寝ていると言う。

「え?寝ても良いの?」と聞くと、疲れ顔のお姉さんは「終わったの」と。

私が最初に訪ねた翌日、妹さんの夢に女の子が出てきたらしい。
でも、いつもと違う。
女の子は赤ちゃんを抱いていたのだそうだ。
そして、妹さんに「ごめんね。ごめんね。」と夢の中で謝りながら去って行ったのだそうだ。

この日、妹さんはビンタで起こされる事なく、代わりに電話で起こされた。
親戚の叔父さんが、寝たまま急死したのだそうだ。

きっと、妹さんの意思が固かったので諦め、迎えに行く人を叔父さんに代えたのではないか。
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これが霊的な現象かどうか分からない。
一時的に同じ夢を見たのかもしれない。
一時的な精神病だったのかもしれない。
今で言う、無呼吸症候群かもしれない。

・・・そうかもしれない。・・・違うかもしれない。

自分に言えるのは、ただひとつ

 「夢の中で誰かに呼ばれても、付いて行かない、と心に決めた。」

それだけだ。

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2011年8月24日 (水)

◆四角形

蛍光灯の騒ぎの後“危ない話はやめよう”と言う事になったそうだ。
蛍光灯を点け、自然とC君に視線が集まる。
なぜなら、ここまで一言も声を発していないのはC君だけだったからだ。

C君が言った。
 「俺、話せる事ないよ。でも、うーん・・・まぁ良いか。」
言いにくそうに、言葉を選ぶように、
 「怖い話じゃないよ。実は・・・」

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高校の途中まで、それが自分だけと思っていなかった、と言う。

C君は物心ついた時、他人の頭上に何か乗っているのに気が付いた。

それは、四角いモノ。
ある人は薄く、ある人は濃く、ある人には無い。
人により“四角い何か”が乗っている。何か分からない。
でも“四角い何か”がある。

ある時、今まで見た中で一番濃い“四角形”を持つ人がいた。
それは、親戚のおじさん。

小学生の頃、夏休みのお墓参りに親戚が集まった時だった、と言う。
元気に笑いながら、親戚同士で話をするおじさん。
その頭上には、クッキリした“四角形”が乗っていた。

その時、初めて“四角形”が何か分かった。
まさに先ほど、お墓参りで見たもの。

それは墓石だったそうだ。

・・・2日後、そのおじさんは心臓発作で亡くなった。

中学生になり、幾度かの経験を通して、何となく分かってきた。
頭上の墓石が濃い人ほど、先が短い。
また、濃くても本人ではない場合もあるらしい。たとえば、親とか兄弟とか。

しかし、それが特別の能力だと思っていなかったそうだ。
他の人にも見えると信じていたらしい。
この事を、特に誰とも話さなかったからかもしれない。

高校生の頃。
商店街を抜けて帰宅の途に就く。
夕方の買い物で賑わう商店街。皆の頭上には、四角形。薄い人、濃い人。
その時、一人の老女と目が合った。
その老女が、突然近寄ってきて、

老女 「あんた見えるね?」

何の話だ?何が見えるって?何を言ってるんだ?
急な問いに、C君は慌て、混乱し、返答が出来なかったらしい。

老女 「頭の上のモノ、見えるね?」
C君 「あ・・・はい。」

やっと一言の返事。

老女 「それを相手に言っちゃダメだよ。」

この時、自分にしか見えない事を、初めて悟ったと言う。

老女 「相手に言うと、その人が傷つくからね。」

その日から今日まで、この能力は誰にも言わず、自分の中にしまってきた。
これは、ここだけの話で、これからも誰にも言うつもりはないんだ。
C君は、そう締めくくった。

この話を聞いていた、Y君が割り込んだ。

Y君 「今も見えるの?」
C君 「ん?・・・うん・・・見えるよ。見ない様にしてるけど。」

C君は言い難そうに答える。

Y君 「俺の上にも見える?」
C君 「俺、言わないよ。だって・・・」
Y君 「頼むから見てくれないかな?どんな結果でも良いからさ。」
C君 「俺、嫌だよ。ダメだよ。」

押し問答が始まった。
Y君のお願いは、誰が見ても面白半分では無さそうだった。
お願いは途中から懇願になった。誰もが不思議そうに必死なY君を見ていた。
ついに、C君が折れた。

C君 「分かった。Yの上に・・・見えるよ。」
Y君 「色は?薄い?濃い?」

C君は見える事実だけを教え、終わらせたかったのだろう。明らかに嫌な顔をした。

Y君 「頼むよ。教えて。色は薄いの?濃いの?」

沈黙。そして、ため息。

C君 「・・・かなり」

下を向いたまま

C君 「濃い目・・・だと思う。」

── 静寂 ──

Y君 「そう・・・。」
C君 「・・・うん。」
Y君 「・・・そっか・・・ありがとう。」

全員が無言の中、Y君が部屋から出て行った。

そして、全ての話が終わり、寝る事になった。
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Y君のお父さんが実は入院中だったこと。そして最近亡くなったと聞いたのは、この旅行の1か月後だった。

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2011年8月23日 (火)

◆稲光

そして弟は、こんな現象に遭遇した・・・と、私に語った。

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話が進む中、自然と自分の体験になっていく。
この手の話をする時、部屋の蛍光灯を消し、スタンドライト等だけにしてしまうものだ。実際、この時も同じ状況だったらしい。

弟は、窓際の椅子に座っていたと言う。
外では、雲も無いのに雷が パッ!パッ! と光り始めていたそうだ。

まだ遠いらしく、音(ゴロゴロ)は聞こえない。
しかし、着実に稲光が近くなっているように感じる。

 “なんだか、変な雰囲気になってきたなぁ・・・”

と感じていたそうだ。

部屋では、S君が話をしていた。

稲光が近づく。間隔が短くなり、明るさも増してきたようだ。
A君(前出:誰かに道を聞いていた人)が

A君 「そろそろ、やめた方が良いかもしれない。」

と言い出した。

S君の話は途中だった。途中でやめる事も出来ない。話は続いた。

急に、A君が叫んだ。

A君 「あぁ! まずい!」

その途端

  バッ!!

消していた蛍光灯が、カメラのフラッシュの様に光った。

「うわー!」
「キャー!」

悲鳴。

結局、S君は話を途中までで終える事になった。
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ちなみに、弟以外、外の稲光に気付いていた者は、いなかったらしい。
本当に雷だったのだろうか?

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2011年8月21日 (日)

◆旅行Ⅱ

現地に到着し、数々の不思議を見たという弟。

食事・温泉・・・そして、部屋での宴会。それぞれが能力を持っているので、成り行き上、自分の体験などの話になっていく。

その中に、ちょっと変わっている人間がいた。
同じメンバーのBさん(女性)が話す。

Bさん 「Eさんは、ホント不思議なのよね。」
Eさん 「・・・」
Bさん 「この旅行の事で、お風呂上りに電話したのね。」

Eさん、頭を掻いている。

Bさん 「私、バスタオル姿だったの。忘れないうちに、すぐにかけたから。
    電話したら、Eさんの受け答えがぎこちないの。」

Eさん、大いに照れている。

Bさん 「変だなと思ってたら“あのー、ちゃんと服を着てから電話してよ”って
    言うの。」

Eさん 「・・・えへへ、見えちゃった。(^_^;ゞ」

Bさん赤面、全員爆笑。

相手の状況が、映像の様に見えるらしい。
この他にも、持ち物が誰のものか分かると言う。Eさん曰く、人には波動のようなもの(オーラ?)があり、持ち物にもオーラが移るのだそうだ。

じゃあ、その場で試そうと言う事になった。

Eさんは、トイレに移動。Bさんが、それを見張る。
残りの人は、部屋の中でジャンケン。
負けた人が持ち物を提供。勝った人は伏せた湯呑茶碗のどれかにそれを隠す。
誰の何を隠すのか、Eさんは知らない。それがどこに入っていて、誰の物かを当てるという実験。

準備が整い、Eさんが部屋に戻ってきた。伏せた湯呑茶碗を見て一言。

Eさん 「Yさん・・・Aさんの10円隠しちゃダメだよ~。」

全員キョトン。Yさんだけが驚いている。

実は、10円を出したのはAさんで、Yさんが湯呑にそれを隠す役目。
しかしYさんは、いたずらして湯呑茶碗に10円を入れたふりをし、コッソリと手に持っていたのだ。

数年後、EさんはTVに出る事になる。

名前は伏せるが、Eで始まる名字だ。

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2011年8月18日 (木)

◆旅行Ⅰ

“類は友を呼ぶ”と言われる。

弟の周囲には、その様な人が自然と集まってきており、仲も良かったという。

ある時、みんなで1泊の旅行に行こう、との話が持ち上がった。
2台の車で8人。某所の旅館を予約した。

2台で移動中、道に迷ったらしい。
ナビ無しの車。地図を見るも、よく分らない。

弟の車に乗っていたA君が

A君 「ちょっと止めて。俺、道を聞いてくるよ。」

車を止める。A君が降り、1件の住宅の方へ歩み寄る。そして・・・

弟 「・・・あれ??Aは誰と話してるんだ??」

A君を見る。

A君は、住宅横の塀に向かい、誰もいない空間と話をしていた。
A君が、車に戻ってきた。

弟 「あのさ・・・誰に道を聞いたの?」
A君 「う~ん説明しにくいなぁ。とりあえず、最短ルートが分かったよ。」

A君の指示は“次を左折だったかな”“xxxのビルを越えて右折らしい”と言った感じ。
聞いて来た事を、思い出すような話し方。

そして、地元の人しか分らない様な道を通り、無事に到着する事が出来たのである。

到着後、誰に聞いたのか?と問いただしても“真面目な地元の人”との返事。

誰と話したのかは、分らない。
でも、知りたいとも思わない。

ただひとつ

「道に迷ったにも関わらず、予定より早く到着出来た。」

と言う、事実だけが残った。

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2011年8月17日 (水)

◆あなたも見ている

※苦手な人は読まないでください。

お盆休み前の仕事に追われて、あまりINが出来なくなっていた、もんぢです。
最近、ギルド戦がとても厳しい戦いになっていますよね。
頻繁に1位が入れ替わります。NLは、最後の最後で抜かれちゃうんだよなぁ。
打倒 ヘ○オン !で、がんばります。(^_^;

さて、この季節は、いわゆる「怪談話」が多く出ますね。
いつだったか、ギルチャで怖い話とか出てきたりしていました。
シャイヤのプレーヤーには霊感が強い人がいるらしいと、聞いた事もあります。

信じる・信じないは別論議として、自分自身が見たり聞いたりした話を、少し語ってみます。
なお、これらは全て実話です。
今後、この手の記事を書く場合には、タイトルの頭に ◆ を付ける事にします。

---
私は、その様なものを何も感じないし見えない。しかし、弟は「少し見える人」である。
たまに遊びに来ると、そんな話をする。

ある時、その手の話の最中に、私が言った。

も 「俺、そういうの見えないからなぁ・・・」

これに対して、すぐに返答。

弟 「見えるよ。」

事も無げに言う。さらに、

弟 「気付いていないだけさ。」

そして“例えば・・・”と語りだす。

あなたは、歩道を歩いている。
別に暗い道でも、寂しい道でもない。街灯も点いている普通の道。
前にも後ろにも人が歩いているし、車だって通っている。

あなたが歩いていると、前から車がやってきた。一般的な乗用車。
あなたは車を見る。運転手は男性、助手席に女性。

男女であるから、あなたはこう思うだろう。
“夫婦かカップルかな?”
      ・
      ・
      ・
───── 本当? ─────

その女性は、奥さん?
その女性は、彼女?
その女性は、生きている人?
      ・
      ・
      ・
弟 「みんな見ているんだよ。」
も 「・・・」
弟 「ただ、生きてるのか?いないのか?そこに気付かないだけだよ。」

そう言われても・・・分からないものは分からない。

弟は、気付くのかもしれない。
でも、そう思い込んでいるだけかもしれない。

・・・そうかもしれない。・・・違うかもしれない。

自分に言えるのは、ただひとつ

 「俺は、気付かない人で良かった。」

それだけだ。

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2011年8月12日 (金)

この日を忘れてはいけない

8月は、忘れてはいけない色々な出来事のある月だと思います。8月は、忘れてはいけない色々な出来事のある月だと思います。
原爆投下、終戦記念日、、、そして日航機の墜落事故。

26年前の今日(8月12日)、JAL123便が墜落しました。
私はこの事を書かずにはいられません。

【JAL123便 墜落までの記録:音あり注意】 ← ここをクリック

私の知人で、この事故のボイスレコーダを解析した人から、直接話を聞いた人がいます。

ボイスレコーダには、最後の最後まで奮闘した音声が入っていたのだそうです。
最後の方には、

「バカヤロー落ちるのは最後の最後」

との言葉が残っていたのだそうです。

もう、26年も前の出来事ですが、忘れないようにしたいですね。

合掌

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